マンガよろず話～漫画家と結婚するにはその１～

この話題がはたして需要あるのかわかりませんが…。やっぱり自分のいる業界のお話が一番ネタあるので。
あくまでわたしの主観でのお話になりますので、この話は多くにあてはまるわけではないことをご了承くださいませm(__)m

漫画家とつきあうリスク

結構周囲には漫画家さんと結婚したり、つきあってる人が多いです。
私自身も何度か漫画家さんとおつきあいしたことありました。他業種の方々も同じだと思いますが、同業者同士でくっつくってのはよくあることです。

同業同士でつきあう利点は、やはり仕事の理解があることと悩みを共有できることでしょうか。
我々漫画家はいったんストーリー作りに入ると集中してしまいなかなか周囲の人の声が入ってこなくなります。漫画家に限ったことではありませんが、新しい世界を作りだすというのはそれだけ集中しないと難しいのです。
さらに締め切り前は全くデートなんて行く時間はとれなくなります。売れっ子になると常に締め切りが迫ってきているので一年に数日しか休日がないなんてこともあり得ます。そんな仕事に理解ある方としか続かないのです。
毎週末は必ずデートしなきゃいやだという方は難しいです。

売れっ子になったら収入は簡単に１０００万は超えます。経済的には普通のサラリーマン以上になりますが、その分休みはないです。
逆に、売れてないと新人サラリーマンの収入以下ほどしか稼げません。それでも真面目に漫画に取り組んでいれば、常に新作を持ち込まなければならないのでやはり時間はありません。（当然例外はどちらにもあります）

少年ジャン●で大大ヒットを飛ばすほどの漫画家さんなら、たぶん一生安泰です。でも普通に一本ちょっとヒットを出したくらいではその後人気が下がった時、安定した収入を得るのはなかなか大変です。